【SVシングルシーズン2】腹太鼓マリルリ&眼鏡ジバコイルの超火力編成 ─ 対ステロ撒きをカモる【最終123位】
目次
1. はじめに
2. 構築経緯
3. ポケモン解説
4. おわりに
1. はじめに
皆様シーズン2ランクマお疲れ様でした。このたび私は初の最終2桁チャレンジをまさかの当日爆睡により逃してしまったため、腹いせに初の構築記事を書くことにしました。つたない文章ですが最後までお読み頂ければ幸いです。
並び↓
2. 構築経緯
シーズン1が終わりカイリューとステロ撒きの強さが注目される中、私は兼ねてより最適なステロ撒きと考えていたバンバドロの構築を探していました。
そして見つけたのがこちら↓
SV S1 最終31位 ごり押し三竜お馬さんスタン - 尸魂界
ここから「バンバドロを対策してくるであろう初手ポケモン」をカモる編成に切り替え、easy winを狙っていくことにしました。そして新たに加えたのが、水ロトムや相手のマスカーニャに強く出られる最速スカーフマスカーニャ。ウルガモスやステロ撒きに強い腹太鼓マリルリ。天然組をワンパンできカイリューをゴリ押し突破できる眼鏡アナライズジバコイルです。
3. ポケモン解説
努力値:0-252-4-0-0-252
トリックフラワー/はたきおとす/けたぐり/とんぼがえり
低耐久の襷持ちや水ポケモンを刈る役目。相手の編成にマスカーニャやゲンガーが見えたら初手で投げていました。最速スカーフのため相手のマスカーニャに抜かれることはまず無く(今シーズン1度もなし)、とんぼがえりを選択するため交代にも対応出来ます。ゲンガーはやっかいなのではたきおとす2連で倒していました。
初手でカイリューが出てきた場合、とんぼがえりでジバコイルに引きゴリ押ししていました。
マリルリ水@オボンの実 意地っ張り ちからもち
努力値:100-252-0-0-0-156
ステロ撒きやウルガモスを初手で牽制しつつ、面倒な受け回しも破壊してくれた本構築の要。フェアリーという優秀なタイプのお陰で腹太鼓を積むタイミングも多く、1度積んでしまえばテラスタルを切ることで大体のポケモンがアクアジェットで確1です。
しかもこのポケモン、腹太鼓を積まなくても十分活躍できました。コノヨザルやガブリアスなどのポケモンを安定して刈れるため、後続のジバコイルとの相性も良し。今回参考にした三竜構築でもフェアリーの重要性について語られていましたが、これは本当にその通りだと思います。
Sについては4振りアーマーガア抜き抜きの90まで振っています。耐久も重要なポケモンなので諸説ありますが、アーマーガアより早い方が確実に使いやすかったです。ですがこの調整だと腹太鼓を積んだ後、鉢巻きカイリューのノーマルテラスタルしんそくでワンパンされてしまいます。残念。
バンバドロ草@フィラの実 腕白 じきゅうりょく
努力値:252-4-204-0-44-4
じしん/ボディプレス/ほえる/ステルスロック
何の変哲もないステロ撒き。努力値調整は参考にした構築そのままです。マリルリにオボンの実を取られてしまっているため持ち物はフィラの実。テラスタルに関しては水ロトムをどうしても処理したい時用と、対キノガッサ用です。あまりメジャーではないので刺さった時は本当に頼もしかったです。
初手だけではなく引き先としても強いポケモンでした。役割対象はセグレイブなどの物理アタッカー。
サザンドラ鋼@達人の帯 臆病 ふゆう
努力値:0-0-4-252-0-252
りゅうせいぐん/あくのはどう/ラスターカノン/かえんほうしゃ
器用なアタッカー。強い型が思いつかなかったので参考にした構築と全く同じ型です。ラウドボーンやヘイラッシャなど、マリルリで腹太鼓を積む上で来て欲しくないポケモンを選出段階で抑えてくれました。
ですが上手く活躍させることが出来ず、元となった構築に申し訳なくなるくらい選出率は低かったです。
カイリュー無@あつぞこブーツ 意地っ張り マルチスケイル
努力値:188-252-0-0-0-68
相手の変化技を牽制しつつ自分だけ積むズルポケモン。元はシルクのスカーフで使っていましたが、ステロが多すぎてあつぞこブーツに変更。明確な立ち回りはなく相手の編成に合わせて出す穴埋めのようなポジションでした。純粋にキャラパワーが強すぎる。
Sは+1で最速ミミッキュ抜けるまで振り、残りは耐久へ。正直カイリューのHS配分に正解はないと思います。
ジバコイル飛@拘り眼鏡 控えめ アナライズ
努力値:252-0-4-252-0-0
10まんボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/テラバースト
最強特殊アタッカー。1度有利対面さえ作ってしまえば引き先にすら致命傷を与えサイクルを破壊します。ラスターカノンで耐久無振りガブリアスが乱数50%で落ちるため、並大抵のポケモンでは交代することも出来ません。ただし相手が隠し持っている地面技を常に警戒しながら立ち回る必要がありました。
対カイリューの立ち回りについてですが、相手が「じしん」を持っている可能性が少しでもあるなら躊躇無くテラスタルを切っていました。こればかりは使い慣れないと身につきません。
Sについてはジバコイル同士の対面で後攻したかったので無振りです。
4. おわりに
最後までお読み頂きありがとうございました。この構築記事を書くに当たって最初に考えたことは「もうルール変わるのに書いて意味あるの?」でした。というのも、次回のシーズン3からはパラドックスポケモンという合計種族値570の化け物どもが10体以上解禁されるからです。実際、今回の私の構築もテツノツツミ1匹に簡単に破壊されます。
それでも書こうと思ったのは悔しさ故です。一体何が悔しかったのかは下の画像を見て頂ければ分かると思います。では。
※最終2桁を確信して爆睡キメる直前の画像